無店舗型性風俗特殊営業の届出。
いわゆるデリヘルの許可ですね。
デリヘルを開業する場合、管轄の警察署に届出書を提出する必要があります。
行政書士に依頼して少しでも早くスムーズに開業をしたい方もいれば、自分で書類を作成して提出したいという方もいるでしょう。
ここでは、自分で書類を作成して提出したい方の為に、デリヘルの届出に必要な書類をわかりやすく解説します。
読んでいる途中で『こりゃ無理だ・・・』となった場合は、いつでもご依頼ください。
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デリヘル開業に必要な書類｜まるわかりガイド
まずは必要となる書類を一覧で見てみましょう。
①営業開始届出書
②営業の方法を記載した書類
③住民票の写し
※本籍の記載があるもの。
④外国人の場合は、在留カード又は外国人登録証明書のコピー
⑤事務所・待機所の建物登記事項証明書
⑥賃貸借契約書のコピー
⑦使用承諾書
⑧事務所および待機所の平面図
⑨事務所および待機所の周辺地図
⑩URLの使用権原を証明する書類
⑪電話番号の使用権原を証明する書類
※管轄の警察署により、必要書類の増減あり。
上記の書類の他にも、誓約書などが求められるケースもありますので事前に管轄の警察署に確認することをお勧めします。
それでは、順に見ていきましょう。
営業開始届出書
・日付は提出時に記入するので未記入のまま提出。
・氏名（法人の場合は名称記入）住所を記入
・広告又は宣伝をする場合に使用する呼称を記入（店名）
・事務所の所在地と電話番号を記入
・客の依頼を受ける方法
インターネットで集客する場合
電話・インターネットと記載
・客の依頼を受けるための電話番号その他の連絡先
電話番号・URLを記載
・無店舗型の場合、受付所は設けないので記入しない
・待機所の所在地を記入
儲けない場合は記載しない・事務所と併用する場合は「事務所と併用」と記載
・営業開始年月日を記入
営業の方法
・氏名｜店名｜事務所の所在地を記入
・広告宣伝する場合はするに〇
インターネットの場合はURL記入
・広告又は宣伝をするときに１８歳未満の者の利用禁止を明らかにする方法
例：インターネットのホームページに「18歳未満の者利用禁止」と表示する
・日本国籍を有しない者を従業者として使用すること
しないに〇
・１８歳未満の者を従業者として使用すること
しないに〇
・役務提供の態様
例：客の求めに応じ、身体を洗ったり、マッサージを行うなど身体に接触する役務（性的サービス）を提供する。
・その２は受付所を設けないので未記入
使用承諾書
大家さんに記入してもらいましょう。
自己所有物件の場合は必要ありません。
事務所および待機所の平面図
CADで作成しても構いませんし、手書きでも構いません。
分かりやすいように、
事務所部分：緑色の線で囲む
待機所部分：赤色の線で囲む
やらなくてもいいですが、警察署の担当の方に親切です。
事務所および待機所の周辺地図
事務所や受付所がどこにあるのかわかるようにしましょう。
ほとんどの警察署ではgooglemapのコピーでも大丈夫なはずです。
URLの使用権原を証明する書類
ホームページで集客する場合、ドメインが本人の者であることを証明する書類が大半の警察署では求められます。
ドメイン：https://〇〇〇〇
契約書があれば契約書のコピー。
WHO is情報の画面のコピーなどでも構いません。
もし本人名義でない場合は、使用承諾書を貰っておく方が無難でしょう。
電話番号の使用権原を証明する書類
使用する電話番号の契約書のコピーなど。
こちらも本人名義でない場合は、使用承諾書を貰っておく方が無難でしょう。
まとめ
いかがでしょうか？
デリヘルの開業に必要な書類は理解できましたか？
必要書類の収集や平面図の作成、警察署により違う必要書類の確認など、意外と苦労するかもしれません。
もし無理だと判断される場合には早めにご相談ください。
ミネルヴァ行政書士事務所では、関西全域を活動エリアとして風営法の許可手続きを代行させていただいています。
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